SDGsについて取り上げます
こんにちは。
本日はSDGsについて書きたいと思います。
近頃は様々なメディアで取り上げられ、本も多数発売されていますので、ご存じの方も多いでしょう。
このようなバッジもよく見かけます。
SDGsは”Sustainable Development Goals"の略で、持続可能な開発目標と訳されており、国連が掲げる「2030年までに達成すべき17の目標」を規定しています。
このSDGsは、過去の国連の取り組みと異なり、大きくメディアで取り上げられ、企業の経営戦略に組み込まれています。決算説明会などでも”当社はSDGsに取り組みます”と宣言をされるようになったのは、企業にとって取り組みやすい要素が満載だからです。
SDGsの項目の一部を取り上げてみます
SDGs8:働きがいも経済成長も
SDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう
SDGs12:つくる責任 つかう責任
いかがですか?企業が自らの経済活動と結びつけて取り組みやすい内容が並んでいますね。
これと、他の項目たとえば
SDGs7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに
SDGs11:住み続けられるまちづくりを
SDGs14:海の豊かさを守ろう
SDGs15:陸の豊かさも守ろう
これらの項目を結び付けて取り組むことで、自社のコアビジネスと社会貢献を結び付ける事が可能になります。更に高付加価値化により利益を確保し、企業として成長する。以上により、好循環を廻すことが可能になりますね。
実はこの分野は日本はかなり出遅れています。近年の経済状況の落ち込みによるところもありますが、欧米のグローバル企業は、戦略的に国連のSDGsの枠組みを作るところから参画してきました。
ようやく日本の企業も、グローバル企業を中心にこのSDGsに取り組むところが増えてきています。
しかし、取り組むべきなのは、グローバル企業だけではありません。
地域の活性化に取り組む場合にも有効です。”持続可能な”というキーワードが、まさに現在、高齢化・人口が減少が進展する中で、単に雇用を生み出すだけに留まらない、地域の特性に基づいた、”そこに住み・そこで働き・そこに集う意味”を強化することにつながる、ヒントをくれるはずです。
- 人材を使い捨てる
- 多様性を認めない
- 付加価値の低い
そんな企業は生き残れなくなります。当たり前のようにも思えますが
- あなたの会社にハラスメントがある
- 過重労働や、単身での転勤も厭わず働く人が出世する
- 結婚・出産を機に女性が辞めていく(継続して働ける環境が整っていない)
- 労働時間は固定的でフレキシブルではない
- 常に会社業績が厳しく、価格競争に陥り、労働条件は横ばいまたは低下している
いかがですか?残念ながら、当てはまるのではないでしょうか?
しかし、今のままでは”持続可能”ではないわけです。
私は社会保険労務士・中小企業診断士(見習い)として、SDGsを基本的な軸として活動をしていきたいと考えています。
そのことで、お付き合いさせて頂く企業もまた持続可能となることを確信しています。
近いうちに、SDGsの取り組みの一つとも言える、健康経営について、取り上げたいと思います。
本日は以上になります。
私の大切な診断士仲間のブログもお読みください。
こちら↓をポチしていただけると励みになります