私の診断士二次試験への取り組み方
こんにちは。
本日は、中小企業診断士の二次試験への取り組み方について、私の実際の試験時の問題用紙を見て頂きながら、記事にしたいと思います。
二次試験においては、80分という限られた時間の中で、与件文を読んだうえで、設問に対して解答しなければなりません。
書いてあることを、如何に見逃さずに対応するかは、取り組む上での大きなテーマです。
そのため、診断士の二次試験ではマーカーを何色用意するか?どのように使うかがテーマになったりします。
昨年の試験で、東京会場において『紙の質が悪く、裏移りして使い物にならなかった』という声も上がるくらいです。
私もいろんなやり方を試した結果、これから、紹介するやり方になりました。
もし私のやり方が合う方がおられましたら、活用ください。
なお、診断士試験の問題用紙の著作権は一般社団法人中小企業診断協会にあります。
結構カラフルに線を引いたり書き込んだりしていますね。
では、どのような順番で解答をしていったかご説明します。
試験開始後3分くらいまで
問題用紙を分解します。私の場合はホッチキスを外していました。
そして、受験番号を書きます。
試験開始後15分くらいまで
与件文の第一段落を読み、設問文をざっと見ます。
その後、与件文をすべて読みますが、その際には赤字で書いてある、トピックスを記入していきます。
私の場合は、アンダーラインを引いても、解答に落とし込むレベルでの理解はできませんでしたので、事例企業の特徴を表すトピックスを記入していました。
この時にはアンダーラインは引きません。
試験開始後45分~50分くらいまで
字が汚くて読めませんが、設問をもう一度確認しながら、解答の骨子を書きます。
この時、キーワードではなく文章で書いていました。
キーワードを抜き出す作業から始める人も多いようですが、私の場合は文章でしたね。
そして、この骨子を書くときに、アンダーラインを引いていました。なぜアンダーラインを引いていたかというと、与件文の中でまったく使わない段落を作らないようにするためです。
受験生さんの話を聞くと、
キーワード抜出⇒解答の骨子を作る⇒文字数を考えながら解答を書く
このことに、時間が掛かって苦労されるようです。
私はこの方法で、解答を文字数内で組み立てることには、ほとんど苦労しませんでした。
もし、そのような方がおられましたら、はじめから文章で抜き出す方法も試してみてはいかがでしょうか?
45分~50分経過以降
解答用紙に解答を書き始めます。
早く出来上がれば、誤字脱字などを確認します。
以前の記事にも書きましたが、私はあまり綿密なスケジュールを決めていませんでした。ですので、今回記載した時間も、目安とお考え下さい。
試験本番は、ただでさえ時間に追われます。遅れが生じると焦りにつながるので、決めていませんでした。
このあたりは、自身の性格を考えて組み立ててみてください。
あと1ヵ月ほどになりましたが、健康に気を付けてもうひと頑張りしてください。
本日は以上になります。
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