エイジフレンドリー補助金の『補助対象となる対策』
こんにちは。
本日はエイジフレンドリー補助金について、補助対象となる改善対策について取り上げます。
補助金の概要はこちらをご覧ください
hide-syaroushi-shinndannshi.hatenablog.com
厚生労働省のリーフレットに、働く高齢者を対象として職場環境を改善するための補助対象事業を次の通りとしています。
◇身体機能の低下を補う設備・装置の導入
- 通路の段差の解消(スロープの設置等)
- 階段に手すりの設置
- 床や通路の滑り防止対策
- 暗い作業場所の照度の改善
(注)法令を下回るも場合は、のを改善することや、同程度の明るさのLEDに変更する場合は、対象となりません。
- 危険個所への安全標識や警告灯等の設置
- 高齢者に聞き取りやすい中低音域の警報音に交換
-
業務⽤の⾞両への⾃動ブレーキ⼜は踏み間違い防⽌装置の導⼊
- 熱中症リスクの⾼い作業がある事業場での涼しい休憩場所の整備
(注)工場内で暑熱または寒冷な場所での作業を行っている場合が補助対象となります
- 体温を下げるための機能のある服などの⽀給
- 不⾃然な作業姿勢を改善するための作業台等の設置
- 重量物搬送機器・リフトの導⼊
- 重筋作業を補助するパワーアシストスーツ等の導⼊
◇健康や体力の状況の把握等
- 安全で健康に働くための体力チェックの実施
- 健康診断や歯科検診、体力チェック等に基づいた運動指導、栄養指導、保健指導の実施
- 保険師やトレーナー等の指導による身体機能の維持向上活動
◇安全衛生指導
- 加齢に伴う労働災害リスクの増大の理解促進のための教育
- 高齢者の理解度を測りつつ反復実施する安全衛生教育
いかがでしょうか?身体機能の低下を補う設備・装置の導入を見ると、労働災害防止のために、結構自費で対応しているケースも多いのではないでしょうか?
こういった支出を補助金を活用することで抑え、生産性を向上するための投資を増やすことも可能です。
是非取り組みを検討してみてください。
本日は、ここまでにさせて頂き、明日は申請の評価項目と注意点を取り上げます。
私の大切な診断士仲間のブログもお読みください
こちら↓の鬼をクリックしていただけると励みになります。