診断士二次試験は鉄棒から落ちないように耐える試験?
こんにちは。
本日は中小企業診断士二次筆記試験の特徴について、記事にしたいと思います。
本日の内容は、私も参加している受験生支援団体での勉強会での懇親会での会話です。
受験生のお一人が、このような話をされていました。
『診断士二次試験は鉄棒に例えると、ぶら下がって、耐えて・耐えて最後まで落下せずに我慢できた人が合格できる試験だと思うんです』
まさにその通りだなと思いました。
診断士二次試験は約20%の合格率だと言われています。
(今年は7000人の受験が予想されているので、もう少し厳しいかもしれませんね)
一次試験を突破した一定レベル以上の知識を備えた人の中での20%ですから、相当な難しさになります。(診断士試験の合格率は約4%です)
この合格率から、他の人には書けない特別な解答が求められると思ってしまうことは理解できます。
ところが、実際にはこの受験生さんのおっしゃっていた通り、ひたすら問われていることを外さずに解答し続ける試験なのです。
理由は次の通りです
①国家試験という性格から、受験生独自の解答を求めているわけではない。
②設問の制約条件(提携先を選択しなさい・理由とともに答えなさい・数値を示しながら答えなさいなど)に沿って、与件文もしくは一次試験の知識から言える事を解答する試験であること。
③事例ごとに足切りがあるため、大きく落とすと、即不合格となること
過去に次のような記事も書いていました
hide-syaroushi-shinndannshi.hatenablog.com
試験を受けるからには、幅広く・そして深く知識を得て、アウトプットできることは、素晴らしいことです。ですから100点満点を目指すことは素晴らしいことです。
ところが、多くの受験生にとって診断士二次試験で100点を目指そうとすると、大きく題意を外す危険があります。
そのため、
①設問で何を問われているか?
②事例企業について与件文から読み取れることは何か?
③今、どの事例を解いているのか?(事例ごとに、問われていることが異なります)
を意識して解答し、鉄棒から落ちない努力が必要なんだと思います。
本日は以上になります。
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